会社とお金の話– category –
会社の数字、資金繰り、続け方についての記事です。
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規模で悩みが逆転する——人材確保44.7% vs 受注拡大36.6%|ヨミノワ
2026年版中小企業白書に、興味深い対比があります。最重視する経営課題を聞いたところ、 中規模企業は「人材確保」44.7% が1位、「受注・販売の拡大」29.0%が2位。一方で 小規模事業者は「受注・販売の拡大」36.6% が1位、「人… -
中小の春闘賃上率4.65%は約30年ぶりの高水準——追いつけるか|ヨミノワ
数字から入ります。2025年の 中小企業の春闘賃上率は4.65% 。約30年ぶりの高水準です。 最低賃金は1,121円 (2025年度、前年比+66円、+6.3%)。中小企業の現金給与額は月 322.1千円 、大企業との給与比率は 1.… -
中小企業の手元現金は291兆円——貯めているのは自社だけではない|ヨミノワ
2026年版中小企業白書の数字を並べます。中小企業全体の 現預金残高は291.1兆円 。 借入金等は173.5兆円 。売上高は139.7兆円、経常利益は6.9兆円(p4, p7)。 現預金が借入を大きく上回っています。つまり、 日本の中… -
労働供給制約社会——2040年に向けて人はどれだけ減るのか|ヨミノワ
2026年版中小企業白書は、「労働供給制約社会の到来」という言葉を使っています。数字はこうです。 中小企業の雇用者数は2040年に約8〜16%減少する見込み 。成長率ベースライン・労働参加漸進シナリオで92.3、ゼロ成長シナリオで84.… -
白書が言い切った「現状維持は最大のリスク」——では何を変えるか|ヨミノワ
2026年4月24日に閣議決定された 2026年版中小企業白書 に、こう書かれています。 「こうした経営環境の転換期にある中で、 現状維持は最大のリスク といえるだろう。短期的な損益を追うのではなく、長期的な視点で事業構造・組織構造を再… -
15年続いた財政の旗が降りた——PB目標の格下げが意味すること|ヨミノワ
2026年6月25日の経済財政諮問会議で、日本の財政運営の物差しが変わりました。ニュースの見出しにはあまりなりませんでしたが、原文を読むと変更は明確です。 プライマリーバランス(PB)の黒字化が、「目標」から「確認する指標」へ降格 しま… -
2026年4月から段階施行——社会保険の適用拡大で人件費はどう動くか|ヨミノワ
2026年4月1日から、年金制度改正法による 被用者保険の適用拡大 が段階的に施行されます。10月にも追加の施行があります。在職老齢年金の見直しも同時に進みます。 これが効くのは、 パート・アルバイト比率の高い会社 です。中小企業白書に… -
2026年10月1日、カスハラ防止措置が事業者の義務になる|ヨミノワ
2026年10月1日から、労働施策総合推進法の改正により、 事業者にカスタマーハラスメント防止措置が義務化 されます。努力義務ではなく、義務です。 求められるのは主に3つ。 相談窓口の設置 、 対応マニュアルの整備 、 従業員を保護する… -
無資格の書類作成代行が明確に違法化——2026年1月施行の行政書士法改正|ヨミノワ
2026年1月1日、改正行政書士法が施行されました。地味な改正に見えて、補助金まわりの業界には効きます。 19条が改正され、行政書士でない者が「 いかなる名目によるかを問わず報酬を得て 」官公署に提出する書類を作成する行為が、明確に違法… -
倒産する前に使える再生法が来る——2026年内施行の「早期事業再生法」|ヨミノワ
2026年内に、事業者の資金繰りを変える法律が施行されます。正式名称は長いのですが、通称 早期事業再生法 。公布から1年6ヶ月以内、つまり 2026年12月中旬まで に動き出します。 何が変わるのか。従来の私的整理は「 全債権者の同意 …