美容室、歯科医院、整骨院。まったく違う業種に見えますが、経営の構造を並べると驚くほど似ています。
- 予約で成り立っている
- 施術者の時間が売上の上限になる
- リピートが収益の柱
- 無断キャンセルが直接損失になる
- オーナー1人か、少人数で回している
つまり、困りごとの形が同じなのです。
構造が同じなら、仕組みは流用できる
美容室向けに「予約管理と、リピート促進の連絡を自動化する仕組み」を作ったとします。
これを歯科医院に持っていくとき、ゼロから作り直す必要はありません。用語を「カット」から「検診」に変え、間隔を「2ヶ月」から「6ヶ月」に変える。それだけで、ほぼそのまま使えます。
開発の手間が9割減るということは、2社目以降は圧倒的に安く提供できるということでもあります。
秋田で見ると、整骨院が面白い
県内の数を考えると、整骨院は有望な市場です。件数が多く、そして一人オーナーの店が大半を占めます。
一人オーナーの何が良いか。決裁者が目の前にいることです。
法人相手だと、稟議・部長・役員会と3段階かかる話が、その場で「じゃあやってみるか」になる。中小規模の支援では、この意思決定の速さが何よりの価値です。
同じ理由で、ヨガスタジオ、格闘技ジム、ネイルサロン、動物病院なども同じ構造に入ります。
自社の資産を「構造」で見直す
これは支援する側だけの話ではありません。自社の商品・サービスにも当てはめられます。
いま提供しているものを、業種名ではなく構造で言い換えてみてください。
「建設会社向けの工程管理」→「現場が複数あり、職人の稼働を割り振る業務」。こう言い換えた瞬間、造園業も、電気工事も、清掃業も対象に入ります。
業種で括ると市場は狭く、構造で括ると広い。 これが横展開の考え方です。
最初の一歩
自社のいちばん良いお客様を思い浮かべて、その会社の「困りごとの構造」を3行で書いてみてください。
そして、その3行が当てはまる別業種を3つ挙げる。それが、次に営業に行くべきリストです。
合同会社ヨミノワは、秋田を拠点にAI活用の伴走支援を行っています。
