ライセンス型・IP型のビジネスは、初期に一度作れば、その後は追加コストをほとんどかけずに収益が続く構造です。粗利率90%以上。特許、ブランド、そして独自データがその源泉になります。
大企業の話に聞こえるかもしれませんが、地方の中小企業こそ独自データを持っています。ただ、それを資産として扱っていないだけです。
手元にある「まだ商品になっていない資産」
- 施工履歴: 何年に、どの地域の、どんな建物に、どんな工法で施工したか。10年分あれば、地域の建物の劣化傾向という他社にないデータです。
- 栽培記録: 気温・降水量と収量の対応表。同じ気候帯の生産者にとって価値があります。
- 相談記録: どんな業種のどんな規模の会社が、何に困って相談に来たか。地域の課題マップそのものです。
- 見積の履歴: 過去の見積と成約・不成約の記録。価格感度の実データです。
これらは多くの場合、紙の書類やバラバラのExcelに眠っています。
3ステップで資産化する
① 集める: まず一箇所にまとめる。形式が揃っていなくても構いません。
② 整える: 日付、場所、種別など最低限の項目を揃える。ここはAIによる読み取り・整形が最も効く工程です。手書き書類の文字起こしも、以前とは比べものにならない精度になっています。
③ 使う: 提案書の根拠として使う、レポート商品として売る、業務ツールの中身にする。
複製できないものを持つ
AIの普及で、文章や資料を作る能力は誰でも手に入るようになりました。差がつくのはそこに入れる中身です。同業他社が同じツールを使っても、あなたの会社の10年分の施工履歴は持っていません。
その意味で、地方の老舗企業ほど有利な材料を持っています。倉庫の書類を捨てる前に、それが資産かどうかを一度考えてみてください。
合同会社ヨミノワは、秋田を拠点にAI活用の伴走支援を行っています。
