補助金が採択されるかどうかは、事業計画書の文章力で決まる。多くの経営者がそう思っています。半分は正しいのですが、もっと手前に効く要素があります。
ものづくり補助金の公式データ(第9〜12次)を見てください。
| 加点項目の数 | 採択率 |
|---|---|
| 0個 | 29.3% |
| 1個 | 48.1%(1.6倍) |
| 2個 | 65.5%(2.2倍) |
| 3個 | 79.5%(2.7倍) |
| 4個 | 81.7%(2.8倍) |
同じ事業計画でも、加点の数だけで採択率が3倍近く動きます。
さらに、母数そのものが厳しくなっている
第19〜20次では全体の採択率が31〜34%まで落ちています。3社に2社は落ちる世界です。この環境で加点ゼロの29.3%に賭けるのは、ほぼ宝くじです。
逆に言えば、加点を積んだ側は8割が通る。同じ土俵に見えて、実は別の土俵に立っているというのが実態です。
加点の多くは「無料」で「事前」に取れる
ここが一番伝えたい点です。加点項目の多くは、費用ゼロ・申請前の準備だけで取得できます。
- GビズIDプライムの取得
- パートナーシップ構築宣言の登録
- SECURITY ACTION(二つ星)の宣言
- 成長加速マッチングサービスへの登録
- 事業継続力強化計画(BCP)の認定
書類作成のスキルも、コンサル費用も要りません。必要なのは締切より前に動いていること、それだけです。
締切2か月前が分岐点
このうち事業継続力強化計画は審査に45日ほどかかります。つまり、公募開始を見てから動くと間に合いません。
補助金で勝つ会社は、公募が出る前から加点を積み終えています。「今回は準備が間に合わなかった」を毎年繰り返さないために、公募がない今こそ手を動かすタイミングです。
合同会社ヨミノワは、秋田を拠点にAI活用の伴走支援を行っています。
