補助金で最ももったいない失敗を挙げるなら、交付決定より前に発注してしまうことです。
秋田県のデジタル化補助金3次募集のスケジュールを見てみます。申請締切が8月31日17時必着、審査会が9月上旬、交付決定が9月末(予定)、そして事業開始可能日は10月末頃以降。補助対象期間は交付決定日から令和9年2月28日までです。
つまり、8月に申請してから実際に発注できるまで、約2ヶ月の空白があります。この間に「早く進めたいから」と契約や発注をしてしまうと、その経費は補助の対象外になります。採択されていても、です。
これは意地悪なルールではなく、「補助金があったから実施できた事業」を支援するという制度の建て付けから来ています。先に買えていたなら補助は要らなかった、という理屈です。
対策は単純で、見積は取る、契約は待つ。業者さんには事前に「交付決定後の発注になります」と伝えておく。9月末に決定が出たら即動けるよう、仕様と体制だけ固めておく。
待つ2ヶ月を、準備の2ヶ月に変えられるかどうか。ここで差がつきます。
合同会社ヨミノワは、秋田を拠点にAI活用の伴走支援を行っています。
