中小企業のデジタル化で最初に検討されるのがIT導入補助金です。上限450万円、補助率1/2〜3/4。申請難易度は補助金の中では中程度、そして通年で複数回の公募があります。
「通年で複数回」が意味するのは、今回間に合わなくても次があるということです。締切に追われて中身の薄い計画を出すより、次回に向けて準備するほうが採択率は上がります。焦って出す理由はありません。
対象は幅広く、建設・介護・美容・自動車販売など、どの業種でも狙えます。予約管理、顧客管理、在庫管理、会計、現場の日報——「今、手で入力しているもの」はたいてい候補になります。
一つだけ注意点があります。この補助金は、IT導入支援事業者として登録された事業者が扱うツールが対象です。導入したいソフトが登録されているかどうかで、使えるかが決まります。ここを確認せずに話を進めると、後で組み直しになります。
そしてもう一つ。補助金は「安く買う」ための制度ではなく、「買った後に使い続ける」ことが前提の制度です。導入して放置されたツールほど高い買い物はありません。使い切るところまでが計画です。
合同会社ヨミノワは、秋田を拠点にAI活用の伴走支援を行っています。
