通帳4行とは — 用語集

    通帳4行とは?

    通帳と返済予定表だけを見て、社長に渡す4行の数字のことです。①個人保証の残りはいくらか ②いま畳んだ場合、手元に何が残るか ③いま売った場合、手元に何が残るか(税引後) ④このまま3年経つとどうなるか——この4行です。

    なぜ試算表(=毎月の決算書)を要求しないかというと、この4行が本当に要る会社ほど、月次の試算表が存在しないからです。試算表を出してくださいと言った瞬間に、話はそこで止まります。だから当社は、どの会社にも必ずある通帳と返済予定表だけで始めます。

    通帳を見ると、出ていくお金が3種類に割れます。A 消えるお金(経費)、B 資産になるお金(設備など)、C 借金が減るお金(元金の返済)。損益計算書ではこの3つが混ざります(元金の返済は損益計算書に出てきません)。通帳を起点にすると、この3つが割れます。

    そして4行に絞る理由は、社長が知りたいのは会社の値段ではなく、自分と家族がどうなるかだからです。企業価値は途中の計算に使う数字であって、渡すものではありません。

    ⚠️ 税額の計算そのものは行いません。③の「税引後」は、税理士の先生に確認していただく前提の概算です。個別の税務判断は税理士の領域です。

    初出

    • 公開初出=本ページ(2026年9月5日)。社内および面談の場で使ってきた言い方で、公開の場で定義したのはこの用語集が最初です。

    出典

    使い方の例

    「決算書は後で結構です。まず通帳4行だけ出しましょう。今日はそこまでで大丈夫です。」

    関連語

    訂正履歴

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    このページは用語集の一部です。発行: 合同会社ヨミノワ(秋田市)/最終更新: 2026年9月5日

    null を恐れるな。null こそがポテンシャルだ。