「デザイン」と聞くと、ロゴやWebサイトの話だと思う方が多いかもしれません。でも経営の文脈では、デザインはもっと根本的な話です。
マッキンゼーが300社・5年間にわたって追跡したリサーチ「Business Value of Design(2018年)」によると、デザイン経営に取り組んだ企業は収益成長率が+32%、株主総利回り(TRS)は+56%という結果が出ています。
「デザイン経営」とは何か。
経産省・特許庁の「デザイン経営宣言(2018年)」では、デザインの効果を2軸で整理しています。
- ブランド構築:顧客が「この会社らしい」と感じる体験を設計する
- イノベーション創出:ユーザーのニーズ起点でサービス・製品を改善し続ける
大事なのは、これが「センスのある人だけがやること」ではないということ。
BTD(Business × Technology × Design)という考え方があります。最も高い価値を生み出すのは、ビジネス視点・テクノロジー視点・デザイン視点の3つが重なる人間です。
今のAI時代では:
– Business:がらんどう経営・財務・税務
– Technology:LLM・Python・AIエージェント
– Design:顧客ヒアリング・課題構造化・サービス設計
この3つを1人で、あるいは小さなチームで回せる事業体が最強です。SOUSUIが目指しているのも、このモデルです。
田舎の中小企業がデザイン経営を取り入れるとしたら、どこから始めるか。入口は「顧客が感じている価値を言語化すること」です。「なぜうちを選んでくれたのか」を顧客に聞いて、その言葉を記録する。それがブランドの出発点であり、適正価格の根拠になります。
合同会社ヨミノワは、秋田を拠点にAI活用の伴走支援を行っています。