導入事例|農業・食品加工 — 設備投資に使える交付金を、2年かけて採択まで伴走した

    この事例は、お客様が特定されないよう社名・地域・時期を伏せて書いています。数字は納品物にある実測のみで、盛っていません。

    業種

    農業・食品加工(米の加工受託と、副産物の資源化)

    規模

    従業員あり。事務作業は常に手いっぱいという状態でした。

    困りごと

    「数千万円規模の設備を入れたい。でも、使える補助金が見つからない。」

    設備の必要性ははっきりしていました。詰まっていたのは、そこではありません。

    • 制度の数が多すぎて、どれが自社に当たるのかが分からない
    • 管轄が違う制度どうしは並行して出せるのか、出せないのかが分からない
    • 事務作業が手いっぱいで、調べる時間そのものが取れない

    補助金が無いのではなく、探す時間と、探し方の地図が無い状態でした。

    やったこと

    1. 制度の棚卸し。 国・県・市町村の制度を横断で洗い出し、管轄・補助率・上限・締切を1枚の表にしました。「並行して出せる/出せない」も、所管に電話で確認したうえで表に書きました。
    2. 狙う本命を1つに絞る。 補助率がいちばん高くなる枠を本命に置き、外れたときの回り先も同時に用意しました。
    3. 段取りと材料を、先にそろえる。 公募要領が出てから動き出すと間に合わないので、要領が出る前に必要な資料と検討事項を洗い出し、公表と同時に最新版へ差し替える段取りを組みました。
    4. お客様向けの資料は、むずかしい言葉を訳した版で。 「交付決定の通知が来る前に発注すると対象外」といった落とし穴を、判断できる形の紙にして渡しました。
    5. 採択後も伴走。 計画の変更、実績の報告まで続けています。

    変わった数字

    • 交付金に採択:1件(制度の調査から採択まで伴走)
    • 別の制度でも採択:1件(交付申請の手続きへ)
    • ヨミノワが関わった期間:約2年

    補助の金額は、お客様の経営情報にあたるため公開していません。

    期間

    約2年(制度調査 → 申請 → 採択 → 採択後の事務まで、継続中)


    この事例での当社の役割

    当社は「見えなかった経営の地層を掘り起こし、横につないで、一緒に事業を育てる会社」です。この事例を、その3つに分けるとこうなります。

    この事例でやったこと
    ① 掘る 国・県・市町村の制度を横断で洗い出し、並行して出せるかを所管に確認して1枚の表にした
    ② つなぐ むずかしい言葉を訳した資料にした。官公署に出す書類の作成は行政書士の業務なので代行していない
    ③ 育てる 採択後の計画変更・実績報告まで伴走を続けている

    この事例から言えること

    補助金の仕事は、書類を書く仕事ではありません。 いちばん時間がかかったのは、「どの制度に、どの順番で並ぶか」を決めるところでした。当社がお引き受けしているのはこの設計と、判断の材料をそろえるところです。官公署に提出する書類の作成は行政書士の業務にあたるため、代行はしません。

    そして採択されてからのほうが長い、というのが実際のところです。計画の変更、実績の報告、財産の処分制限。ここで手が止まる事業者はとても多く、ヨミノワが伴走しているのは主にこの後半です。

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    最終更新: 2026-10-12

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