首都圏への売り込み — 秋田の会社が、県外のお客さんに名前を届ける順番

秋田の商品・会社を首都圏へ。TVer広告・SNS広告・自社の売り場づくり・補助金を一つの窓口で。広告に火をつける前に、検索の入口を塞ぐ順番から設計します。

    秋田の会社が首都圏へ届ける手段は、これまでほとんど無かった

    秋田のテレビ局のCMは、放送のルール上、秋田県内にしか流れません。首都圏のテレビCMは、費用の桁が違います。新聞の折込やポスティングも、届くのは近所までです。

    つまり秋田の会社には、「県外の人に、テレビの信頼感のまま名前を知ってもらう」方法が、ほとんど無かったのです。だから多くの会社は、大手の通販サイトやふるさと納税サイトの中だけで勝負してきました。

    いまは事情が変わりました。テレビ番組の配信サービス(TVer)やSNS広告を使えば、秋田にいながら「首都圏だけ」に出すことができます。TVerの利用者のうち、関東地方の方が約36%を占めます(2025年4〜6月・TVer社の発表)。

    どんな会社に向いていますか?

    「お客さんが県外にいる」商売です。具体的には、次の3つが多いです。

    1. 採用(Uターン・Iターン)
    秋田に戻りたい・移りたい人は、いま首都圏に住んでいます。県内に向けた求人広告では、その人たちに届きません。採用のための広告費を「県外へ届く形」に付け替えるのが、いちばん始めやすい使い方です。

    2. 食品・お土産・工芸品
    秋田の食品には、首都圏で「手に入りにくいもの」として売れるものがあります。ただし広告で興味を持ってもらっても、買う場所が分からなければ、その興味は他の会社のものになってしまいます(次の章で書きます)。

    3. 観光・宿・体験
    首都圏から秋田へ来てもらう商売です。県や市町村が観光キャンペーンで呼び込みをしている時期に、自社の名前を合わせて出すと、キャンペーンの追い風をそのまま受けられます。

    広告を出す前に、必ず塞いでおくところ

    ここが、このページでいちばん伝えたいことです。

    広告で名前を知った人は、まずスマホでその名前を検索します。そのとき検索結果のいちばん上に出てくるのは、御社とは限りません。検索結果の広告枠は、誰でもお金を払えば買えるからです。

    つまり、御社がお金をかけて作った「知りたい」という気持ちを、検索の入口で他社に横取りされることが起きます。大手の通販サイトの中でも同じで、御社の商品名で探した人の前に、似た商品が並びます。

    だから当社では、広告に火をつける前に、次の順番で入口を整えることをおすすめしています。

    1. 名前を守る ── 同じ名前の商標がすでに登録されていないかを、特許庁の公開データベースで一緒に見ます(登録できるかどうかの判断と出願の手続きは、弁理士の先生のお仕事です。必要な場合はご相談先をお伝えします)
    2. 自社の売り場を用意する ── 自社サイトやネットショップの、商品ページを1つに決めます。広告から来た人が着くのは、ここ「だけ」にします
    3. 自社の名前で検索された時に、自社が上に出やすくする ── 必要に応じて、自社の名前での検索広告を少額で出します
    4. ここで初めて、TVerやSNSに広告を出す

    順番が逆になると、広告費を払って他社のお客さんを増やす結果になりかねません。少額の入口の整備が、大きな広告費の成果を守ります。

    当社は何をしますか?

    • 出す前の設計 ── 誰に・どこで・いくらで売るか。広告から来た人の行き先(売り場・問い合わせ先)までを1枚にします
    • TVer広告 ── 当社はTVer広告の取扱代理店です。首都圏など地域を絞った配信もできます(TVer広告のページ)
    • SNS広告・リール動画 ── 少額で試して、反応を見て直す役割です(Web広告・SNS運用・リール動画)
    • 補助金の見分け ── 販路を広げるための広告費やサイト制作費は、小規模事業者持続化補助金などの対象になることがあります(補助金の相談・初回診断)
    • 出したあとの数字 ── 広告の数字だけでなく、問い合わせ・注文・応募がどう動いたかを毎月一緒に見ます

    大手の通販サイトでは、だめなのですか?

    だめではありません。すでに売れているなら、続けるべきです。

    ただ、大きな売り場の中では、どうしても値段の比べ合いになりやすくなります。売り場の外にも自社の名前を立てておくと、「この会社のものが欲しい」と指名して買ってくれるお客さんが育ちます。両方を持っておくのが、いちばん安全です。

    よくある質問

    いきなりテレビ(TVer)は大げさではありませんか?

    そう感じる会社には、まずSNS広告で小さく試すことをおすすめしています。反応が見えてから、TVerで「信頼感」を足す順番でも遅くありません。

    費用はどれくらいかかりますか?

    どこまでを当社が担うか(設計だけか、広告の運用まで含めるか)で変わります。ご予算を伺ったうえで、着手前に書面でお見積りをお出しします。TVer広告の料金の考え方はTVer広告のページに書いています。

    何社かでまとめて首都圏へ出すことはできますか?

    ご相談ください。同じ地域・同じテーマの会社が数社でまとまると、1社あたりの負担が軽くなる場合があります。


    首都圏への売り込みのご相談はお問い合わせフォームから。「何を・誰に届けたいか」を一言添えていただくと、話が早く進みます。

    出典(確認日 2026-10-02):TVerファクトブック 2025年7月版(地域別の利用者構成)

    最終更新: 2026-10-02