介護事業所は、全業種の中でも粗利率が約15%、人件費率が75%と、最も利益の薄い構造を抱えています。営業利益は2〜5%ほど。現場の負担は重く、その大きな一因が記録・事務作業です。
ここにAIが効きます。具体的には、音声入力からケアプランや介護記録の下書きをAIが生成する仕組みです。スタッフは話すだけ。清書と整形はAIが受け持ちます。
試算してみましょう。記録作業に1日2時間かかっていたのが、AIの下書きで30分に短縮できたとします。1日1.5時間×営業日で、年間およそ570時間の削減。時給1,500円換算なら年85万円分の人件費に相当します。
営業利益が2〜5%しかない世界で、事務コストを3割削れれば、利益はほぼ倍になり得ます。これほどインパクトの大きい業種は他にありません。
大切なのは、削った時間を「人員削減」ではなく「入居者と向き合う時間」に戻すこと。記録に追われて現場が疲弊する状態こそ、AIで真っ先に変えるべきところです。
合同会社ヨミノワは、秋田を拠点にAI活用の伴走支援を行っています。