「AIを入れたら人を切るんでしょう?」──地方で省力化の話をすると、まずこの反応が返ってきます。特に過疎地では、雇用は会社の数字であると同時に、地域そのものです。だから「人を減らす」という言葉には強い拒否感がある。これは当然のことです。
ですが、AI活用の本質は人減らしではありません。「人がやらなくてもいい仕事を引き受け、人にしかできない仕事に集中してもらう」ことです。
請求書の集計、在庫の棚卸し、定型メールの返信、予約の調整。これらは誰かがやらなければなりませんが、その人の「腕」とは関係のない作業です。ここをAIに渡せば、同じ人数のまま、接客や現場や提案といった売上を生む仕事に時間を振り向けられます。
人を採れない時代に、今いる社員一人ひとりの時間の価値を上げる。これは「リストラの道具」ではなく、「少人数で踏ん張るための道具」です。地方の会社こそ、この発想でAIを使うのが正解だと考えています。
合同会社ヨミノワは、秋田を拠点にAI活用の伴走支援を行っています。